当院でJMECCを開催しました

先日当院でJMECCを開催いたしました。

 

JMECCとはJapanese Medical Emergenct Care Courseの略で日本内科学会認定の内科版ICLSコースのようなものです。

 

今までの心肺蘇生講習が心肺停止になってからの処置を中心に学んでいたのと比較し、心肺停止に至るまでの前駆症状を発見し、体系的に対処する、というシナリオが含まれているのが特徴的です。

 

というのも心肺停止に至る前には約8割のケースで前駆症状があることが分かっています。

その前に対処が出来れば心肺停止を防げるはず、という考えがあるんですね。

 

2017年度から始まる予定の新内科専門医研修の際にも受講が義務づけられる予定となっております。

そのため、既に全大学病院では開催されておりますが、市中病院での開催はまだまだ少ないのが現状です。

ディレクター、インストラクターもまだまだ少なく当院には誰もインストラクターはおりません。

今回は藤沢市民病院 救命救急センター長 阿南英明先生にお願いし、開催の運びとなりました。

 

当院からは11名が受講、多くのインストラクターにもお越しいただきました。

9:00~17:30の間でシミュレーション形式で様々な状況にトライしてきました。

 

終わっての感想としてはとにかく疲れた!というのが最初。何せ昼食とわずかな休憩を挟むのみでぶっ通しで行うのでとても大変です。

リーダーとして全員の行動を確認しながら指示を出したり、ひたすら心臓マッサージをしたり(強く、早く、絶え間なく、なので2分も行うととても疲れます)と脳と体をフル活動させてきました。

 

だんだんと心肺蘇生も行う場面も少なくなってきてしまっているので定期的にこのような訓練の場は必要ですね。

 

今後も当院では定期的にJMECC講習を行っていく予定です。