A perfection of means and confusion of goals

 総合内科の宮川先生より、「終末期を考える」という深いテーマをMorning lectureの10分間で取り上げて頂きました。

 

 ホメロスの叙事詩に出てくるトロイ息子Tithonusのお話です。

 

 Tithonusは、美男子の上、運動死刑抜群で音楽のセンスもあふていました。その彼を愛した夜明けの女神Eosは、ある時、ゼウスに彼を不死してくれと頼みました。

 望み通りTithonusは、不死となり永遠の命を手に入れましたが、なんとEosは不老にする事を頼んでいたなかったのです(忘れていたそうです(°°;))。

 やがて老いはおとずれ、寝たきりとなり、意味が理解できなことばを話すようになったが、彼には死は永遠に訪れませんでした」

 

 医学の進歩は生命を維持する手段を発達させてきましたが、それは何のためであるのか?

 

 Perfection of means and confusion of goals seem–in my opinion–to characterize our age」という言葉をAlbert Einsteinが残したそうです。

 

 背中から温かい風が吹き抜けていくように感じました。<宮川峻>

 

 参考:JAMA Intern Med. 2016;176(9):1247