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2023.11.18ブログ

目は口ほどに物を言う

人の眼には特別な意味があると言われます。例えば、映画館で映画のオープニングを大迫力で観たり、人気有名人の登場シーンに遭遇したり、眼がキラキラと輝く瞬間は誰しもあるものでしょう。私自身も病院のそばを流れる柏尾川でカワセミを見つけるたびに、眼が輝いてしまうのを自覚します。

寒気がしたり鳥肌が立ったりするほど感動する音楽を聴いたときにも、人は眼がキラキラします。感情的な高まりを反映して瞳孔が散大しますが、この時の瞳孔径を測定することで、感情のピークを客観的な数値として捉えるという研究があります。感動するような音楽を聴いた場合の方が、対照的な音楽を聴いた場合よりも、有意に瞳孔径が大きいという結果があります。瞳孔の拡大は脳幹の青斑核(Locus coeruleus)のノルアドレナリン放出と関連しており、アイトラッカーという小さなカメラで瞳孔径を測定し、興奮度や”戦慄”度が測定可能なようです[1]。瞳孔径は自分の意思では調節できないため、正直な感情を反映しているのかもしれません。The eyes speak as much as the mouth.

[1] Laeng B, Eidet LM, Sulutvedt U, Panksepp J. Music chills: The eye pupil as a mirror to music’s soul. Conscious Cogn. 2016 Aug;44:161-178. PMID: 27500655.


医局のマスコット、ワモンアザラシのユキさんの目に注目

文責:チーフレジデント Yo Ishihara

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